ギリシャ 留学ガイド
2026年5月1日更新
ギリシャは、欧州、アジア、アフリカの三大陸が交わる場所に位置しており、山がちな半島状の本土はバルカン半島の最南端にあって、地中海に突き出ています。複雑に入り組んだ海岸線と無数の島々を有することから、ギリシャは全長1万3,676キロの世界で11番目に長い海岸線を誇っています。本土を取り囲む海にはおよそ6,000もの大小の島々が浮かび、人が住んでいるのはそのうち227島です。
古代に遡る豊かな歴史を有するギリシャは、広く「西洋文明のゆりかご」として知られています。現在も私たちの生活を規定し豊かにする、政治や哲学、科学における重要な思想や発明の誕生の地であることから、ギリシャでは過去と現在を結ぶ貴重な経験を得ることができるでしょう。ギリシャ人のホスピタリティと温暖な気候により、外国人学生もすぐに現地での生活に馴染むことができるはずです。
体験レポート
留学体験レポート(日本の大学在学中の留学)
大学・大学院留学
高等教育制度
ギリシャには4つの工科大学(polytechnics)を含む24の公立大学があります。
1学年は2学期制で、冬学期は10月~1月、春学期は2月~6月に講義等があり、その後に3週間ほどの試験期間があります。
学位取得のためのプログラムのほか、サマーコースやインターンシップなどの短期コースも提供しています。
ギリシャではECTSが採用されています。
※ECTS(European Credits Transfer and Accumulation System:ヨーロッパ単位互換制度):
EU諸国の大学では、共通の単位制度ECTSを採用しており、1ECTSは、講義、ゼミ、個人授業(tutorial)、ラボ実習、自習などおよそ28時間の学習から成り、60ECTSが1年間フルタイムの学習を基本的に意味します。
学士課程
大学は基本的に4年制ですが、工学、歯学、薬学、農学、美術などは5年、医学は6年のプログラムとなっています。
英語で学位が取得できるプログラムも年々増えており、経営学、歴史学、情報学、理学、医学等差様々な分野で、英語プログラムが提供されています。
修士課程
特定の分野の専門性を高めることを目標とし、修士課程を修了した学生は修士号を授与されます。入学希望者には少なくとも外国語1言語の知識が求められ、入学資格審査または口頭・筆記試験の結果を基に選抜されます。コースの期間は通常1年半(3学期)です。
近年、ジョイントディグリー・プログラムやデュアルディグリー・プログラムなどが増えてきています。
博士課程
博士課程では博士号の取得を目指します。博士課程の一般的な目標は、戦略的分野における高度な専門知識を有する研究者の養成と、国の科学基盤の強化を目的とした、さまざまな学術分野における基礎研究の促進にあります。大学院を提供する大学の場合、博士号を取得するには修士学位を取得していることが条件となっています。大学院のない大学では、一定の条件を満たした学生に博士論文執筆の許可が与えられます。入学条件は各研究科が定めます。
出願
大学への入学要件は大学やプログラムによって異なるので、希望する大学やプログラムのウェブサイトを確認しましょう。
語学力の目安:
(ギリシャ語プログラム)B2レベル
(英語プログラム)IELTS 6.0~6.5以上、TOEFL iBT 80~90以上
学士課程に進学する場合は、必要書類を用意し、オンラインシステムにて希望する学部・学科への入学申請をする必要があります。
提出書類はギリシャ大使館の認証を受けた上で、提出します。(参考:
Study in Greece-Student Applocation )
大学院へ出願する場合の申請手続きは留学先の学校により異なる場合がありますので、大学のウェブサイト
日本の大学等在籍中に交換留学する場合などは、在籍校の指示に従って準備を進めてください。
学費
学費は留学先の機関やプログラムにより異なります。
学士課程の英語プログラムで学ぶ場合の目安は5,000~15,000ユーロ/年で、ギリシャ語のプログラムは学費は学費はかかりません。
修士課程は3,000~7,000ユーロ/年が目安となります。
生活費
ワンルームマンション等を借りる学生が多く、家賃は約300~700ユーロ/月と、都市によって異なります。
ギリシャの国立大学の代表者で構成されるStudy in Greece(SiG)では、留学生支援を行っており、部屋探しをサポートする「HouSiG」というサポートも実施しています。
家賃を含めた生活費は約700~1,200ユーロ/月ほどです。
リンク集
(一部転載: Study in Europe 欧州留学ガイド 2019.5 )